先日、原因不明の体調不良になったとき
最も意識が向いたのは「食」でした。
テレビを見る時間が長かったのですが
出てくる、出てくる、食べ物の映像。
朝から晩まで、常に食べ物の映像。
そんなことに改めて気づきました。
いいのか? この「食」
そうこう思っているうちに、フォアグラ販売中止ニュース。
食文化なので。。。。 そんな意見も多いようですが、
問題は食べるか、食べないかにあるではなく、
大量消費、食べ方に問題があると思っています。
不必要なまでもの大量消費が、あの虐待的な飼育を生むのです。
喉にパイプを突っ込み、強制的に食べさせ
運動できないように枠に入れ。。。
これはあらゆる食材、特に「美味しい!」とか「高級」と言われているものに
同じようなことが行われています。
すべては、人間の大量消費に対応するため
そしてそれはより多くの経済を得るため
私たちに、他の生物種の生態を強制的に支配してしまう
権利があるかのような錯覚を起したものは何でしょう。
恐ろしい勢いで他の生物種を絶滅に追いやり
人間の都合のためには、どんな命も時間も犠牲にしても
仕方がないと、どこかで思っている私たち。
鴨には鴨の自然な生態系があり
人と鴨が調和的に生存し続ける道を進むことだってできるのに。。。
ただかわいそうだからという理由でダメだというのも違うと思う
そんなことを言っていたら何も食べられないからいいというの違うと思う
私たちは、「食べる」ことの意味を
もっと真剣に考える時間が必要です。
目の前にあるご馳走は
どのようにして、どこから来て、これから何が生まれるのか
決して、身体だけに必要な量とは思いません
心にとっても
身体にとっても
本当に食べる必要のある食べ方をしていきたいと思います。
かつて、私の近くにいた人が
「ベジタリアンっておかしい。
植物だって命があるのに、動物の命ばかりを命のように言って・・・」と
言った人がいます。
その瞬間、私の中で絶望を感じました。
本質を何も理解していないと感じたからです。
ノブレス・オブリージュ
自分にできることを、やっていきましょう!