20日周期の「白い鏡」という名前の日。
キーワードは、「果てしなさ 映し出す 秩序」
鏡の特徴でもあります。
よく人を鏡に見立てて、「自分を映し出す鏡」と言います。
その多くは、自分が好まないもの、望まないものを見たり感じたりしたときに使い
呪文のように唱えて、湧き出る感情と折り合いをつけようとしますが・・・。
でも、気を付けたい、鏡のトリック。
鏡は自分を映し出していると思ってはいるのですが、
映し出されたもの、
あるいは、
自分に見えるものが、「そこにもある」と勘違いしていくこと。
そこにあるから、自分がそれを認識しているのだという錯覚。
実は、ただ自分の姿を投影しているに過ぎないスクリーンなのに。。。。
例えば、鏡に見立てた相手に「曇り(ネガティブに感じるもの)」が見えたとしましょう。
知らず知らずのうちに、曇りは、自分の向こう側、相手の中にもあり
自分の内側にも同じような曇りがあるから、見える・・・と思っているのです。
そうなると、ありのままを映し出す道具は
ありのままに見ることを妨げる道具となっていきます。
鏡だから、真実を映し出すとは限りません。
実は、私たちのマインドが大きく関わっているのです。
そのトリックをはっ きりと見抜き、
マインドをノーマインドにして見た時、
その鏡は、真に魂を映し出す鏡、魂の鏡となるのでしょう。