仕事を終えて降りていくと、娘から映画のチラシが一枚届けられていました。
「モンサントの不自然な食べ物」
フォルツァ総曲輪さんで上映です。
この映画、まだ見ていませんが
モンサント社という遺伝子組み換えで世界の食料を管理する会社の
怖いほどの実態を明らかにしている内容のようです。
実は娘のアメリカのお父さんがモンサント社勤務だったのです。
とても敬虔なキリスト教のお宅で
そこにいる娘たちも、キリスト教以外の人との接触を避け
学校はもちろん、テレビなど余分な情報を与えない管理下の中という感じでした。
そこに入り込んだ、ほぼ放任状態で育った娘は、
カルチャーショックの何ものでもなく
その環境を受け入れるのに、人生勉強を何年分も濃縮して経験した時間でした。
そして、私もここを踏まえなければ癒しやヒーリングやスピリチュアルの世界は
わからないという部分に関してのキリスト教についてや、諸々を経験し、
自分の中で腑に落としていけた時間だったのです。
それから6,7年
こんなところで、こんな展開になるとは。。。。
そう言えば娘が「そんな不自然なことを仕事にするってどうなんですか?」と
お父さんに言ったと話していたことを思い出しました。
その返事は、「これは神の許すことだからいいんだ」
「それってどう思う?それでいいの?」と私にたずねて来たことがありました。
逆にお父さんも、10代の娘が偉そうに。。。と思っていたことでしょう 笑
おまけに、その資本のおかげで、完全ボランティアで娘の生活のすべてを賄え
受け入れることができているというのに。。。
報われないと思われたでしょうね。
それでも、今でも交流を続けてくださって、ありがたいことで
私の子育て目標は、親以外の人で、我が子を気にかけてくれ、
いざというときに、面倒みてくださったり、
帰る場所に提供してくださるスペースを創ってあげたいだったので、
感謝の何ものでもありません。
それだけに、心も痛む、今回のこと。
遺伝子組み換えも、始まりは、アフリカの干ばつや食料飢饉を救いたいという「思い」から。
それがいつしか、「お金、利益」というものが優位になり
何かが違っていってるのかもしれません。
でも、改めて、
人の人生とは、絶妙で完全なる時間を綴っていると思いました。
偶然が重なってなんとなく今があるように通り過ぎていても
実は、過去も現在も未来もすべてが意味のある経験で繋がっている時間の中。
コズミックダイアリーでも、何年か前に遺伝子組み換えについて
取り上げられていたときがあります。
そう思うと、今日一日、時間も人も物も大切にしよう。。。。
そんな感じです。
いつものように、私は娘にこう言いたいです。
「あなたは本当に私の人生のガイド役よ。
いいことも、そうでないことも含め、問題を投げかけ、
私の成長と変容のための材料をいっぱい与える(^_^;)」
彼女は、ガイドKIN「青い太陽の手」
みなさんも、ぜひ、映画をご覧になって下さい。