幸せとは何か。
そんな問いかけをするかのような映画の
一日だけの上映会に行ってきました。
全国22カ所でほぼ同時間に1回限りの上映で
内容は、始まりからエンディングまで、ずっと重~い映画。
ふっと息を抜く場面は一切無く
ほっとする場面もなく
リズムもなく、起伏もなく、もちろん劇的な展開もなく
最も深い底辺をずーーーーっと進み続ける感じで
集中し続けなければ、
どこからが今で、どこからが昔なのかさえもわからなくなり
ストーリー自体もわからなくなるほど。
セリフも最低限しかなく、
何を伝えたいのかは
観る側が、息つく間もなく洞察し続けなければ
観たという実感が湧かないほど。
最後のシーンもセリフが無く、
登場人物は何を思っているのか
どうしたいのか
そして、監督は何を伝えたかったのかを受け取るために、
久しぶりに、本気で見た映画。。。そんな感じです
バック音楽もほとんど無く
サイレントな時間が永遠と続くので
本当に「無言」な感じ。
なので、終わってからも
ずっと「しゃべりたくない」時間が続きました。
何が幸せで、何が幸せでないのか。。。
そんなことを考え始めると、果てしない旅に出そう。。。。