先日、名古屋に行ったとき
ティーチャーと参加者の方がこんな話をされていました。
リラクゼーションとなまくらをはき違える人、
あちらこちらに穴掘っても、掘り続けないから
穴は一杯だけれど、井戸にたどり着けず、生活が維持できない。
瞑想も、人生も、仕事も、たった一つ共通すること。
やり続けることから始まり。
空気だって吸い続けないと
ご飯だって食べ続けないと終わってしまう。同じ事。
その話を聞いたときに、パッと浮かんだ
穴だらけの土地。
その穴には、いろんな色がついていました。
そして、その穴のそばで、ブツブツしている人。
こんなに掘っているのに・・・とか
堀りかたを教えてもらっていないから・・・とか
隣が気になってしかたない・・・とか
どこ掘るか言ってくれればいいのに・・・とか
早く水欲しいけど、疲れる・・・とか ブツブツ、ブツブツ・・・
一瞬見えたその光景のおかげで
自分の生き方を確認できた時間でした。
人はそれぞれ。
人生で一つの穴を掘り続ける人は
頑なに自分の道を追求し続ける職人さんみたいな人。
スピーディーに自分の穴を掘って、人の穴掘りを手伝える人。
たくさん掘って、独り占めする人。
同時に二つの穴を掘れる智慧がさえている人。
掘っているふりをしてぜんぜん掘れていない人。などなど。
この仕事をしていると、
「そのまんまでOK」とか、ストレスはすべて悪として排除しようとするとか
いろいろなのですが、
いつも思う。「ちょっと違うんですけど・・・・」
もちろん、一段階目としては、思うとおりにやってみることも大切
でもね、ずっとじゃない。
嫌なことが無いわけないし、やったら、やっただけのことが返ってくる。
今回、名古屋に行って、ホント違うんだよ・・・と腑に落ちたのです。
ストレスと向き合うとは、単に耐えるとかではなく
ストレスをバリアすることでもない。
人間が人間らしく生きるとは、
ストレスと向き合うことを嫌わない人。
それを越えたときに広がる世界を想像できる人。
想像できるから、越えられる。
想像できなければ、越えられない。 簡単な話。
何度もここに書きますが、ツイッターをやり始めて
みんなが、どれだけ働いているのかがよくわかる。
私もよく、「そんなに働いて大丈夫ですか?」と言われるのですが
私なんて及びもせず、
自分の周りを基準にしていると、とんでもないのが現実。
でも、みんな、楽しそう。
それは仕事の量じゃなくて、天職だからでもなくて、
「これしかない」とか「これでやる」と覚悟を決めた人たちだから。
掘り続ける勇気と根性。あとは、効率よくを考える智慧。
たったそれだけが、人生のポイント。
私もいっぱいの穴を掘っています。
でも、どれも、放棄することはありません。
それは、どの穴も、一つの目的で統一されているから。
穴掘りは、いろんな出会いがあって、楽しいからですね。
いつ、どんな展開になるかわからないドキドキ感だってあります。
だから、自分が掘った穴に何もないと
自分で決めてしまう人を見ると、もったいないなぁ・・・と思ってしまいます。
私は欲張りだから
自分がいいと思った場所には、ぜったい何かがある・・・
今は見えないけれど、ぜったい何かがある・・・と思える人なので
その分、たくさんのギフトにも出会えています。
穴掘りを極める。
そんな生き方が、
みなさんが、何かに到達するヒントになりますように。。。。