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卑弥呼

邪馬台国はどこに???
 
3世紀前半の大型建物跡が見つかった「纒向遺跡」
おかげで、邪馬台国論争がまた、活発になりましたね。
 
箸墓古墳、三輪山、大神神社・・・・・
ずいぶん昔になりますが、
知りたいことがあって、一帯を巡っていたことがあります。
懐かしいですねぇ・・・。 


魏志倭人伝にある
 
「その國、本また男子を以て王となし、住まること七、八十年。
倭國乱れ、相攻伐すること歴年、乃ち共に一女子を立てて王となす。
名付けて卑弥呼という。鬼道に事え、能く衆を惑わす。
年已に長大なるも、夫婿なく、男弟あり、佐けて國を治む。
王となりしより以来、見るある者少なく、婢千人を以て自ら侍せしむ。
ただ男子一人あり、飲食を給し、辞を伝え居処に出入す。
宮室・楼観・城柵、厳かに設け、常に人あり、兵を持して守衛す。」
 
この文に、ただ惹かれたのですが・・・・。
その文章から、その村の生活、祭祀の様子、建物の中の光や匂い、
風の感じがパッと広がり、それと同じものを感じる場所を探していました。
それは、その場所に近づき、正確にその記憶を感じることで
今の時代に必要な知恵を使いたい・・・・と思ったからです。
 
人間は、そんな「才能」を誰もが持っています。
決して、霊能者と呼ばれる人だけでなく、みんな持っている才能です。
   
 
「時間」というのは、直線的なものではなく、周期的なものです。
ですから、「歴史」というのも、ただ過ぎ去ってしまうものではなく、
いつか「再来」という「とき」がやってきます。
 
そして、「○○家」の遺伝子とかよく言いますが、
その小さなカテゴリとしてではなく、
「日本人」としての記憶、「地球人」として、その「とき」の記憶を
私たちの細胞や遺伝子は記憶していて「叡智」として宿しています。
 
今、先進諸国の私たちは、目先のことに必死になるうちに、
不自然なルールをたくさん作って、自滅とも言える道を歩んできました。
 
いま、古き歴史の中から、その本質を見抜き、
「叡智」を活かすときなのだと思います。
 
みなさんも、卑弥呼に、 あるいは、邪馬台国に想いを馳せてみては・・・・
自分たちが今、生きるために必要な、何かに出会えるかも知れませんよ。

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