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ラジオ「ハレ暦」2月15日放送分(再16日)

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◆今週のボトル

B0 愚者(The Fool)
ロイヤルブルー/ディープマゼンタ

先週に引き続き、0番 愚者です。

このボトルには「センタリング」というメッセージもあります。

私たちは日々、あふれる情報の中で、あふれる出来事とともに過ごしています。
その情報は望もうと望まなかろうと訪れ、私たちに何らかの影響を与えていくものです。

その目の前のものに振り回されていく・・・そんな自分を感じることはありませんか?
そんなときは、もう一度、「立ち戻る」

番組では、果実のなる木のお話しをさせていただきました。
富山ではあまり見かけませんが、京都や東京では、あちらこちらの庭先に
たわわに実った八朔?夏みかん? らしきものが見られました。

ついつい、私たちは、その実に心を奪われますが、
木の幹、木全体を見ることを忘れずにいることが大切なのでしょうね。

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◆ハレ暦 旧暦

旧暦の一年は364日
これまでにも、セミナーなどでお伝えしてきたことですが
なんと、今年は355日です。

その理由をお話させていただきました。

旧暦はご存じのように月の満ち欠けが基準。
新月から次の新月の前日までを1ヶ月とし、
満ち欠けの周期29.53日×12ヶ月=354.36日を一年の基準とします。

29日(小の月)と30日(大の月)を交互に並べて12ヶ月にすると
近似値の354日ですが、ただ順序よく並べるとついたちが新月になりません。

あくまでも新月を1日にしたいので、途中、29日小の月を続けたり
30日大の月を続けたりして調整するため日数が変わっていきます。

今年は、そうすることで1日多くなってしまうのです。

なお、太陽の周りを地球が一周するのは 365.2422 日
太陰暦の354日~355日では、月の名前と季節がどんどんズレるので
閏月というものを入れて調節します。
ちなみに前回、閏月が入れられた年は昨年。春が4ヶ月ありました。

春に閏月が入る年は、不思議と実際にも春の訪れが
ゆっくりになることが多いと聞きましたが確かに昨年は、富山の冬も長かったですね♪

次回の閏月は、来年の秋。閏9月が入って秋が4ヶ月となります。
私の大好きな「秋」がゆっくりと流れるのでしょうか。

太陽と地球と月地球の公転と地軸の傾きによって生まれる四季
その大航海を思い浮かべてすべての生命がその秩序の中で生まれていることを・・・。

日々、忙しくてもそんな有機的な時間を感じる余裕を持っていたいですね。

地球の大航海とともに、素敵なハレ時間が綴られますように。。。。

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