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自給自足

自給自足
 
これは、農業ではおなじみの言葉ですが・・・・。
作物だけの話ではないのをご存じですか?
  
今、不足しているもの。
実は、「臓器」なのです。
 
先日、お世話になった「脳の勉強」で、知りました。
「臓器の自給自足」
 


2008年5月、国際移植学会において
「イスタンブール宣言」が採択されました。
 
海外渡航移植の原則禁止が提言されたのです。
 
日本では移植が受けられないので、海外へ・・・。
もちろん、それは、「命」を繋ぐための、大切な選択なのですが、
手術のために、億単位のお金を集めなければならなくて、
また、重い病気の人に長時間の移動を強いることになります。
移動に耐えられないかもしれない、リスクを背負い旅立つのです。
 
日本は、日本の人を、日本国内で助けることのできない「今」だったのです。
 
なので、自分の国の分は、自分の国で。
これが、自給自足を求めたWHO(世界保健機関)の推奨です。
それに合わせ、日本は、年齢制限を撤廃し、
「脳死の基準」を変え、さらに、本人の意思が無くても
家族の同意のみで臓器提供ができる法案を可決しました。
 
でも、どうでしょう。
 
私たちは、その当事者になったとき、
そんな改正された脳死を、受け入れることができるでしょうか。
 
科学の発達により、心臓は動き、髪は伸び、生長していくのですから。
 
全国交通事故遺族の会は、
ドナーを増やすだけの目的で、脳死移植法の大幅改正を反対しています。
それよりは、救急救命医療のさらなる充実、
移植に頼らない治療技術の開発を急ぐように求めています。
 
でも、一方では、臓器提供を得られず苦しんでいる人たちもたくさんいます。
 
そして、
富める国の人間が、貧しい国の人間の臓器をお金で買う。
その売買で、人身売買が起き、富を得ている人がいるという問題があります。
もともと、渡航移植原則禁止は、そんな違法な人身売買を防ぐためでもあるのですが
 
命とは・・・
生とは・・・
死とは・・・
 
ひとり一人が、ちゃんと考えておく大切なことなのだと思います。 

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