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病気

色んな病気があります。
人生には、何度か「病気」になるものですが・・・・。
 
今日、ある人から、「病気」の診断を受けて手術を宣告されたと相談を受けました。
  
どうして、人は病気になっていくのでしょうか。
どうして、治る人と治らない人がいるのでしょうか・・・。
これは、20年前の自分の人生での大きなテーマでしたが・・・・。
 
中国医学では「陰陽」のバランスをとても大切にします。
そのバランスが崩れることを「病気になる」と見ていきますが、
陰陽は対立ではなく、対極にあるけれど、安定なのです。
 
私たちは、どうしても、陽が良くて陰が悪い、というような印象を持ちがちですが
そこには、決まったいい・悪いはありません。
それは、時や場所、場合によっていくらでも変化するものです。
 
男が陽で女が陰
でも、男性が二人だと、どちらも男性であっても、どちらかが陽でどちらかが陰
女性であっても、右が陽、左が陰、上半身が陽で下半身は陰・・・というように
クルクル、クルクル変化するものです。
 
一般的に、人体は、お腹側が「陰」 背中側が「陽」
これは、四つ足で歩いていたことに由来するらしいのですが。
 
ですから、アレルギーや喘息、呼吸器系に症状のある人は「陰」の病。
「陰」の気が増えすぎていると見ます。
考えすぎ、こだわりすぎ、の人がアレルギー症状を起こしやすいのですが
アレルギーを持つから、考えすぎ、こだわりすぎから抜けられなくなるのか
考えすぎ、こだわりすぎていくうちに、アレルギーを起こすのかは、わかりません。
ニワトリが先か、卵が先か、みたいな話です。
そのような人には、「山」ではなくて、「海」=「陽」へ行くことが必要になります。
 
「山」には陰の気がいっぱいです。
考えすぎ、こだわりすぎの人が「山」のエネルギー=「陰の気」を取り込みすぎると
だいたいが、何かを腹に貯め込み、目つきが変わります。
いわゆる、一般的に何かに取り憑かれる状態です。
本人は、まったく気づかない内に、言葉遣いが変わり、理屈っぽくなり、人を責めはじめ
何かを主張し始めます。これは、一様に現れるので、不思議ですね・・・。
そして、不思議なのは、ますます「山」=「陰の気」を好んでいきます。
固く、重く、冷たい、一言を10倍にもして返してきますので、すぐにわかります。
そして、やたらと記憶力が良く、10年前のことでも
「あの人は、あのとき、こう言った・・・・」みたいなことを言い始めます。笑
 
逆に、腰痛など、背中側に症状がある人は「陽」の病。
地に足つかず、物忘れも早く、落ち着きがありません。
こんな人には、「海」ではなく、「山」に行くことをすすめなくてはなりません。
 
「海」には、陽の気がいっぱいです。
陽の気が増えすぎると、血の気が多くなり、繊細さに欠けていきます。
大らかさも度を過ぎていき、言うことがコロコロ変わったり、
一喜一憂が激しく、熱して冷めやすい・・・そんな感じです。
やわらかく、軽く、あたたかい陽の気は、喜びすぎて「心臓」を弱らせたりします。
それは、朝、昼、夜のリズムが無く、ずーーーーっと昼間のような状態を作るからです。
  
大切なのは、バランス。
バカの一つ覚えみたいに、同じものを食べすぎたり、同じ場所に行き続けたりすると
当然、バランスは崩れていきます。
 
気をつけましょう・・・とは言っても、自分ではなかなか気づけないもの。
 
先日、ある人がおっしゃったのですが
「病気だって自己責任」
確かにそうですが・・・でも、まわりで、気づける人がいたら声をかけ
声をかけられた方も、素直に従ってみる・・・
そんなコミュニケーションはあってもいいと思うのですが
 
プライベートを重視する社会では、「よけいなお節介」になっていきますね。
だいたいが、自分の行いを正当化する「おしゃべり」が始まって・・・。
言わなければよかった・・・という話になり・・・
 
医学も日々、進歩していますから、診断法も治療法もさまざまになっています。
でも、根本的な生活見直すこと忘れずにしていきたいものですね。
 
ちなみに、中国では一番偉いお医者さんは、病気の治療をするひとではなく、
「未病」というまだ病気になっていない人を診るお医者さんです。
対立ではなく、安定としての対極を、上手に使ってくださいませ。
今、私たちに必要なのは、
止めることでもなく、捨てることでもなく、辞めることでもなく・・・・
バランスの回復への努力です。

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